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表面処理技術（種類）一覧
表面処理や表面改質、コーティングの特性を最大限に活かすためには、対象となる母材の材質確認が必要です。このページでは、母材の材質別に使用可能な表面処理を紹介しています。
また、表面処理技術（種類）毎に、耐摩耗性などの目的・性能も併せて解説しています。
母材の材質別に、適する表面処理を分類しています
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金属系母材
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ゴム系母材
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樹脂系母材
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無機系母材
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表面処理を「目的・性能別」に分類した表はこちら
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金属系母材
金属系母材とは、材質が鉄系、ステンレス、アルミ系合金全般の母材を指します。
弊社が取り扱っている表面処理種類（技術）のほとんどは金属系母材へ成膜可能です。
ただし、窒化処理がされている母材、超硬材、アルミの鋳物材などには、処理ができない場合もあります。
弊社が取り扱っている表面処理種類（技術）のほとんどは金属系母材へ成膜可能です。
ただし、窒化処理がされている母材、超硬材、アルミの鋳物材などには、処理ができない場合もあります。
金属系母材を対象にした表面処理種類（技術）は、母材の耐摩耗性向上、寿命延命を実現できます。その結果、設備品の再購入コスト、取り換えの手間が削減されます。
他にも、滑り性を向上させて、製品などの流動性をあげる事例、非粘着性を高めて歩留まりや清掃性を向上させる事例もあります。
他にも、滑り性を向上させて、製品などの流動性をあげる事例、非粘着性を高めて歩留まりや清掃性を向上させる事例もあります。
1.ダイクロンコーティング
耐摩耗性、耐衝撃性、滑り性、密着性、耐蝕性、耐熱性
ダイクロンは電解硬質炭化クロムめっきです。
一般的な硬質クロムめっき(ハードクロム)に比べ約３倍の耐摩耗性能を誇ります。鉄、ステンレス、アルミ、銅合金に処理可能です。
ダイクロンは電解硬質炭化クロムめっきです。
一般的な硬質クロムめっき(ハードクロム)に比べ約３倍の耐摩耗性能を誇ります。鉄、ステンレス、アルミ、銅合金に処理可能です。
2.ブラストロンコーティング
滑り性、耐摩耗性、密着性、耐蝕性、耐熱性
ダイクロンコーティングとショットブラストとの複合処理です。
基材にショットブラストで凹凸を付けた後にめっきを施すことで点接触となり、耐摩耗性と滑り性を両立させることが可能です。
ダイクロンコーティングとショットブラストとの複合処理です。
基材にショットブラストで凹凸を付けた後にめっきを施すことで点接触となり、耐摩耗性と滑り性を両立させることが可能です。
3.「複合処理」ブラストロンコーティング＋DLC処理
滑り性、耐摩耗性、密着性、寸法精度
母材にショットブラストをして凹凸面を形成後、緻密で滑らか、耐摩耗性と密着性に優れたブラストロンコーティングの上に、さらに硬質膜であり、摩擦係数の低いDLC処理を行った技術です。
母材にショットブラストをして凹凸面を形成後、緻密で滑らか、耐摩耗性と密着性に優れたブラストロンコーティングの上に、さらに硬質膜であり、摩擦係数の低いDLC処理を行った技術です。
4.ダイモール
耐摩耗性、非粘着性、密着性、寸法精度、耐蝕性、耐熱性
金型専用のダイクロンコーティングです２μm～６μmという薄膜処理で金型の長寿命化や離形性向上を図ります。
処理温度が60℃以下と低いため処理時に熱変形を起こす心配は殆どありません。
金型専用のダイクロンコーティングです２μm～６μmという薄膜処理で金型の長寿命化や離形性向上を図ります。
処理温度が60℃以下と低いため処理時に熱変形を起こす心配は殆どありません。
5.JCコート™P
非粘着性、滑り性、耐摩耗性、寸法精度、密着性、耐熱性
DLCコーティングをベースに撥水撥油性を付与した唯一無二の表面処理膜です。
一般的な特長は、硬質、潤滑性、耐摩耗性、化学的安定性、表面平滑性、離型性など。
DLCコーティングをベースに撥水撥油性を付与した唯一無二の表面処理膜です。
一般的な特長は、硬質、潤滑性、耐摩耗性、化学的安定性、表面平滑性、離型性など。
6.JCコート™U
7.JCコート™PH
8.無電解ニッケルめっき
耐摩耗性、耐蝕性、寸法精度、耐熱性
化学的にニッケルめっきを行う技術です。
付き回り性に優れ、複雑形状に対しても均一な皮膜を形成します。耐蝕性、耐摩耗性（熱処理を行うことで高い硬度を実現します）に優れためっき処理です。
この無電解ニッケルめっきベースに応用技術として、フッ素樹脂やホウ素（ボロン）、タングステンなどを加え更に高い性能を実現する表面処理技術があります。
化学的にニッケルめっきを行う技術です。
付き回り性に優れ、複雑形状に対しても均一な皮膜を形成します。耐蝕性、耐摩耗性（熱処理を行うことで高い硬度を実現します）に優れためっき処理です。
この無電解ニッケルめっきベースに応用技術として、フッ素樹脂やホウ素（ボロン）、タングステンなどを加え更に高い性能を実現する表面処理技術があります。
9.PEEK＋PTFE複合コーティング（FCXP－007）
10.フッ素複合無電解ニッケルめっき
非粘着性、滑り性、寸法精度、耐蝕性
無電解ニッケルめっきにフッ素樹脂であるPTFE（ポリテトラフルエチレン）を共析させた複合めっき処理です。潤滑性、撥水、撥油性や離形性といったフッ素樹脂の特性とニッケルめっきの耐摩耗性を併せ持っています。
無電解ニッケルめっきにフッ素樹脂であるPTFE（ポリテトラフルエチレン）を共析させた複合めっき処理です。潤滑性、撥水、撥油性や離形性といったフッ素樹脂の特性とニッケルめっきの耐摩耗性を併せ持っています。
11.無電解ニッケル・ボロン
12.無電解ニッケル・セラミックス
13.硬質クロムめっき
14.硬質アルマイト
15.着色アルマイト
16.DLC（ダイヤモンドライクカーボン）
耐摩耗性、滑り性、寸法精度、耐蝕性
DLC（ダイヤモンドライクカーボン）は薄膜製造プロセスで成膜されるアモルファス構造をもった炭素皮膜です。
非常に滑らか且つ高硬度の皮膜が形成され、低摩擦係数と耐摩耗性を実現します。
アルミニウムなどの凝着防止やハンダの付着防止などにも使われます。
DLC（ダイヤモンドライクカーボン）は薄膜製造プロセスで成膜されるアモルファス構造をもった炭素皮膜です。
非常に滑らか且つ高硬度の皮膜が形成され、低摩擦係数と耐摩耗性を実現します。
アルミニウムなどの凝着防止やハンダの付着防止などにも使われます。
17.プラズマ窒化
耐摩耗性、滑り性、寸法精度、耐蝕性、耐熱性
プラズマ窒化は、金型や精密機械部品に多く採用されています。それは、母材材質や用途に合わせて最適な窒化条件を設定できるからです。
グロー放電を窒素イオンを対象物の表面に衝突させて窒化を行います。表面処理を施すことで耐摩耗性や疲労強度が向上します。
プラズマ窒化は、金型や精密機械部品に多く採用されています。それは、母材材質や用途に合わせて最適な窒化条件を設定できるからです。
グロー放電を窒素イオンを対象物の表面に衝突させて窒化を行います。表面処理を施すことで耐摩耗性や疲労強度が向上します。
18.超硬金属溶射
耐摩耗性、耐蝕性、耐熱性
超硬合金(タングステンカーバイド)の粉末を専用のガンで溶融させ、音速を超える速度で基材に打ち付けて成膜する技術です。耐摩耗性、耐蝕性に優れ、後工程で研磨処理を行うことで鏡面に仕上げることも可能です。
超硬合金(タングステンカーバイド)の粉末を専用のガンで溶融させ、音速を超える速度で基材に打ち付けて成膜する技術です。耐摩耗性、耐蝕性に優れ、後工程で研磨処理を行うことで鏡面に仕上げることも可能です。
19.鉄系アモルファス合金溶射
耐摩耗性、グリップ力、耐熱性
アモルファス金属というのは特定の結晶構造を持つ一般の金属と違い、元素の配列に規則性がない非晶質という構造を持つ金属です。
アモルファス金属は、強靭性、耐食性に優れ、強度と粘りを両立させることができます。
アモルファス金属というのは特定の結晶構造を持つ一般の金属と違い、元素の配列に規則性がない非晶質という構造を持つ金属です。
アモルファス金属は、強靭性、耐食性に優れ、強度と粘りを両立させることができます。
20.WPC処理®
滑り性、非粘着性、寸法精度、耐熱性
WPC処理®とは、金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面を改質する技術です。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。
WPC処理®とは、金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面を改質する技術です。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。
21.セラミック溶射
22.セラミックチップライニング
23.セラミックスリーブライニング（二重管）
耐摩耗性、耐熱性
配管の内面摩耗対策として、焼成したセラミックスリーブ（内管）を挿入し専用の無収縮モルタルで固定するセラミックス二重管です。
ベンド管の曲率にあわせてセラミックスリーブにも曲げＲをつけており、乱流を起こさずスムーズな搬送を可能にします。ご使用条件に合わせスリーブ材質、モルタル材質、外管材質はお選びいただけます。
配管の内面摩耗対策として、焼成したセラミックスリーブ（内管）を挿入し専用の無収縮モルタルで固定するセラミックス二重管です。
ベンド管の曲率にあわせてセラミックスリーブにも曲げＲをつけており、乱流を起こさずスムーズな搬送を可能にします。ご使用条件に合わせスリーブ材質、モルタル材質、外管材質はお選びいただけます。
24.TNGコート
25.セラミックコーティング（蒸着）
26.セラミックコーティング
27.非粘着樹脂コーティング
非粘着性
非粘着性に特化した表面処理技術です。ガムテープが全く引っ付かない驚異の非粘着性を実現します。食品衛生法にも適合していますので、パン生地や餅などの搬送ラインや成形ラインにもお使いいただけます。
非粘着性に特化した表面処理技術です。ガムテープが全く引っ付かない驚異の非粘着性を実現します。食品衛生法にも適合していますので、パン生地や餅などの搬送ラインや成形ラインにもお使いいただけます。
28.フッ素樹脂コーティング
非粘着性
耐薬品性、滑り性、非粘着性に優れたフッ素樹脂コーティングには様々な種類があります。
一般的なPTFE（ポリテトラフルエチレン）以外に、耐蝕性に優れ厚膜に処理できるPFAや、欠点とされる耐摩耗性をセラミックとの複合処理で強化した仕様など豊富に取り揃えています。
炉で焼成して成膜するコーティング材料だけでなく、常温で成膜できる材料もあります。
耐薬品性、滑り性、非粘着性に優れたフッ素樹脂コーティングには様々な種類があります。
一般的なPTFE（ポリテトラフルエチレン）以外に、耐蝕性に優れ厚膜に処理できるPFAや、欠点とされる耐摩耗性をセラミックとの複合処理で強化した仕様など豊富に取り揃えています。
炉で焼成して成膜するコーティング材料だけでなく、常温で成膜できる材料もあります。
29.薄膜シリコン系コーティング
30.重合反応薄膜フッ素系コーティング
非粘着性、滑り性、耐熱性、寸法精度、耐蝕性
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
重合反応とはモノマーやポリマーを反応させて繋ぎ合わせて、目的のポリマーを合成する化学反応のことをいいます。
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
重合反応とはモノマーやポリマーを反応させて繋ぎ合わせて、目的のポリマーを合成する化学反応のことをいいます。
31.「複合処理」マイクロディンプル処理＋重合反応薄膜フッ素系コーティング
滑り性、非粘着性、密着性
マイクロディンプル処理によって金属系母材の表層に微細なディンプル状の凹形状を作ります。その上から滑り性・非粘着性に優れている重合反応薄膜フッ素系コーティングを行った処理です。
マイクロディンプル処理によって金属系母材の表層に微細なディンプル状の凹形状を作ります。その上から滑り性・非粘着性に優れている重合反応薄膜フッ素系コーティングを行った処理です。
32.セラミック配合フッ素樹脂コーティング
非粘着性、滑り性、耐蝕性
微細化したセラミックパウダーをフッ素樹脂に配合してコーティングする表面処理です。耐摩耗性、耐久性が高く、表面の平滑性にも優れており、さらに含有されたセラミックの効果で熱伝導にも優れています。
微細化したセラミックパウダーをフッ素樹脂に配合してコーティングする表面処理です。耐摩耗性、耐久性が高く、表面の平滑性にも優れており、さらに含有されたセラミックの効果で熱伝導にも優れています。
33.FCX coat Antonym
非粘着性、滑り性
FCX coat Antonymは、現在海外で焼き菓子の金型やパントレイなどに使用されているフッ素樹脂を使用していない、PFAS代替品です。
現在フッ素樹脂（テフロン）コーティングを使用しているが、PFAS規制やポジティブリストについて お悩みの方はぜひ一度ご検討ください。
FCX coat Antonymは、現在海外で焼き菓子の金型やパントレイなどに使用されているフッ素樹脂を使用していない、PFAS代替品です。
現在フッ素樹脂（テフロン）コーティングを使用しているが、PFAS規制やポジティブリストについて お悩みの方はぜひ一度ご検討ください。
34.フッ素樹脂熱収縮チューブ
非粘着性、滑り性
離形性、非粘着性、耐薬品性に優れたフッ素樹脂製チューブをロールやシャフトに熱収縮を利用してライニングします。自社工場での施工の他、現地での施工も可能です。
チューブの厚みは0.5㎜と1.5㎜の2種をご用意しています。
離形性、非粘着性、耐薬品性に優れたフッ素樹脂製チューブをロールやシャフトに熱収縮を利用してライニングします。自社工場での施工の他、現地での施工も可能です。
チューブの厚みは0.5㎜と1.5㎜の2種をご用意しています。
35.フッ素樹脂ファブリックシート
非粘着性、滑り性
PTFEフィルムやPTFEを含浸させたガラスクロスを基材に固定用の粘着層を持つフッ素樹脂テープを利用したライニングです。
非粘着性や耐熱性、滑り性、電気絶縁性といったフッ素樹脂の特性をテープを貼りつけるだけの施工で実現します。各種厚み、幅を取り揃えています。
PTFEフィルムやPTFEを含浸させたガラスクロスを基材に固定用の粘着層を持つフッ素樹脂テープを利用したライニングです。
非粘着性や耐熱性、滑り性、電気絶縁性といったフッ素樹脂の特性をテープを貼りつけるだけの施工で実現します。各種厚み、幅を取り揃えています。
36.PEEKコーティング
耐摩耗性、滑り性・非粘着性（フッ素樹脂添加グレード）、耐蝕性
熱可塑性プラスチック材料の中でも特に機械的強度や耐薬品性、電気絶縁性に優れたPEEK（ポリエーテル・エーテル・ケトン）をコーティングする技術です。
厚膜（300～1200μm）にも成膜可能です。導電性や滑り性などの特性を付加した仕様もございます。
熱可塑性プラスチック材料の中でも特に機械的強度や耐薬品性、電気絶縁性に優れたPEEK（ポリエーテル・エーテル・ケトン）をコーティングする技術です。
厚膜（300～1200μm）にも成膜可能です。導電性や滑り性などの特性を付加した仕様もございます。
37. 超高分子PEライニング
耐摩耗性、滑り性・非粘着性（フッ素樹脂添加グレード）、耐蝕性
タンク内面やホッパー、シュートなど耐摩耗性と非粘着性を必要とする箇所に板状のUHMW-PE（超高分子量ポリエチレン）をボルトで固定するライニング技術です。
板ライニングでは施工できない曲げ角度がきつい箇所やクッション性を必要とする箇所への施工も可能です。これにはUHMW-PEのシートをゴムに焼付け一体成型したライニング材を使用します。
タンク内面やホッパー、シュートなど耐摩耗性と非粘着性を必要とする箇所に板状のUHMW-PE（超高分子量ポリエチレン）をボルトで固定するライニング技術です。
板ライニングでは施工できない曲げ角度がきつい箇所やクッション性を必要とする箇所への施工も可能です。これにはUHMW-PEのシートをゴムに焼付け一体成型したライニング材を使用します。
38.FRPライニング
耐蝕性、耐摩耗性
FRPはFiber-Reinforced-Plastic（繊維強化プラスチック）の略です。
ガラスクロスなどとエポキシ系樹脂を腐食したモルタルや鋼材を現地で補修、修繕する際に多く使われます。
FRPはFiber-Reinforced-Plastic（繊維強化プラスチック）の略です。
ガラスクロスなどとエポキシ系樹脂を腐食したモルタルや鋼材を現地で補修、修繕する際に多く使われます。
39.抗菌・防カビコーティング
耐蝕性
優れた抗菌効果を持つ銀イオンを配合した液体プラスチック塗料によるコーティング技術です。
ローラー、刷毛またはエアレスガンを用いて塗装します。コンクリート、モルタル、木材、ボード他金属面にも塗布できます。
優れた抗菌効果を持つ銀イオンを配合した液体プラスチック塗料によるコーティング技術です。
ローラー、刷毛またはエアレスガンを用いて塗装します。コンクリート、モルタル、木材、ボード他金属面にも塗布できます。
40. 高強度・防滑床ライニング
耐蝕性、グリップ力
食品製造ラインの床モルタルにライニングし耐水性や耐油性を持たせ、異物混入防止を図ります。
洗浄を行う場合は専用のトップコートを用いた仕上げにすることも可能です。濡れた床は滑りやすくなりますが珪砂を混ぜたり、塗材の粘度を調整し柚子肌に仕上げることで防滑性のある床ライニングを行うことも可能です。
食品製造ラインの床モルタルにライニングし耐水性や耐油性を持たせ、異物混入防止を図ります。
洗浄を行う場合は専用のトップコートを用いた仕上げにすることも可能です。濡れた床は滑りやすくなりますが珪砂を混ぜたり、塗材の粘度を調整し柚子肌に仕上げることで防滑性のある床ライニングを行うことも可能です。
41.高強度シリコーンコーティング
グリップ力、非粘着性
非常に高い摩擦係数を持つシリコーンコーティングは滑り止めやグリップ性能が必要な箇所に使用されます。
また垂直方向の離形性に優れており（剥がれが良い）、ロールなどに処理することで非粘着性が必要な箇所にも使われます。配合や表面の仕上げ形状により様々な付加性能を持たせることが可能です。
非常に高い摩擦係数を持つシリコーンコーティングは滑り止めやグリップ性能が必要な箇所に使用されます。
また垂直方向の離形性に優れており（剥がれが良い）、ロールなどに処理することで非粘着性が必要な箇所にも使われます。配合や表面の仕上げ形状により様々な付加性能を持たせることが可能です。
42.ウレタンコーティング
グリップ力、非粘着性
耐摩耗性に優れ、弾性を持つウレタン樹脂をコーティングする技術です。
衝撃緩和による防音効果が高く、パーツフィーダーやシュート、ホッパーの内面に処理をすることで騒音対策としてもお使いいただけます。常温で硬化、ライニング処理可能です。
耐摩耗性に優れ、弾性を持つウレタン樹脂をコーティングする技術です。
衝撃緩和による防音効果が高く、パーツフィーダーやシュート、ホッパーの内面に処理をすることで騒音対策としてもお使いいただけます。常温で硬化、ライニング処理可能です。
ゴム系母材
ゴム系母材へ表面処理する場合、その特性（弾力性、クッション性、しなやかさ）を活かすこと、非粘着性や滑り性を加えるなどをテーマに、問題解決に取り組みます。
1.薄膜シリコン系コーティング
2.重合反応薄膜フッ素系コーティング
非粘着性、滑り性、耐熱性、寸法精度、耐蝕性
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
3.フッ素樹脂熱収縮チューブ（ゴムロール）
非粘着性、滑り性
離形性、非粘着性、耐薬品性に優れたフッ素樹脂製チューブをロールやシャフトに熱収縮を利用してライニングします。自社工場での施工の他、現地での施工も可能です。
チューブの厚みは0.5㎜と1.5㎜の2種をご用意しています。
離形性、非粘着性、耐薬品性に優れたフッ素樹脂製チューブをロールやシャフトに熱収縮を利用してライニングします。自社工場での施工の他、現地での施工も可能です。
チューブの厚みは0.5㎜と1.5㎜の2種をご用意しています。
4.高引裂きシリコーンコーティング
グリップ力、非粘着性
非常に高い摩擦係数を持つシリコーンコーティングは滑り止めやグリップ性能が必要な箇所に使用されます。
また垂直方向の離形性に優れており（剥がれが良い）、ロールなどに処理することで非粘着性が必要な箇所にも使われます。配合や表面の仕上げ形状により様々な付加性能を持たせることが可能です。
非常に高い摩擦係数を持つシリコーンコーティングは滑り止めやグリップ性能が必要な箇所に使用されます。
また垂直方向の離形性に優れており（剥がれが良い）、ロールなどに処理することで非粘着性が必要な箇所にも使われます。配合や表面の仕上げ形状により様々な付加性能を持たせることが可能です。
5.DLC（ダイヤモンドライクカーボン）（ゴムロール）
耐摩耗性、滑り性、寸法精度、耐蝕性
DLC（ダイヤモンドライクカーボン）は薄膜製造プロセスで成膜されるアモルファス構造をもった炭素皮膜です。
非常に滑らか且つ高硬度の皮膜が形成され、低摩擦係数と耐摩耗性を実現します。
アルミニウムなどの凝着防止やハンダの付着防止などにも使われます。
DLC（ダイヤモンドライクカーボン）は薄膜製造プロセスで成膜されるアモルファス構造をもった炭素皮膜です。
非常に滑らか且つ高硬度の皮膜が形成され、低摩擦係数と耐摩耗性を実現します。
アルミニウムなどの凝着防止やハンダの付着防止などにも使われます。
樹脂系母材
樹脂系の母材への表面処理の目的として、樹脂が持つ軽量という特性を活かしつつ、樹脂表面の滑り性や離型性をさらに向上させることや、撥水性・撥油性を持たせたい、ということが多いです。
ただし、母材が樹脂となりますので金属系母材と違い、表面処理との親和性は比較的低いです。
親和性を高める為、プラズマ処理を事前に行うものや、コーティング剤を塗布後に熱をかけて重合反応をさせ、母材との親和性を高めるコーティングがございます。
フッ素系のコーティングでは、さらに耐蝕性も向上させることができます。
是非一度ご相談ください。
ただし、母材が樹脂となりますので金属系母材と違い、表面処理との親和性は比較的低いです。
親和性を高める為、プラズマ処理を事前に行うものや、コーティング剤を塗布後に熱をかけて重合反応をさせ、母材との親和性を高めるコーティングがございます。
フッ素系のコーティングでは、さらに耐蝕性も向上させることができます。
是非一度ご相談ください。
1.薄膜シリコン系コーティング
2.重合反応薄膜フッ素系コーティング
非粘着性、滑り性、耐熱性、寸法精度、耐蝕性
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
3.DLC（ダイヤモンドライクカーボン）（ゴムロール）
耐摩耗性、滑り性、寸法精度、耐蝕性
DLC（ダイヤモンドライクカーボン）は薄膜製造プロセスで成膜されるアモルファス構造をもった炭素皮膜です。
非常に滑らか且つ高硬度の皮膜が形成され、低摩擦係数と耐摩耗性を実現します。
アルミニウムなどの凝着防止やハンダの付着防止などにも使われます。
DLC（ダイヤモンドライクカーボン）は薄膜製造プロセスで成膜されるアモルファス構造をもった炭素皮膜です。
非常に滑らか且つ高硬度の皮膜が形成され、低摩擦係数と耐摩耗性を実現します。
アルミニウムなどの凝着防止やハンダの付着防止などにも使われます。
4.TNGコート
5.WPC処理®
滑り性、非粘着性、寸法精度、耐熱性
WPC処理®とは、金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面を改質する技術です。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。
WPC処理®とは、金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面を改質する技術です。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。
6.セラミックスリーブライニング（二重管）（外管FRP製作可）
耐摩耗性、耐熱性
配管の内面摩耗対策として、焼成したセラミックスリーブ（内管）を挿入し専用の無収縮モルタルで固定するセラミックス二重管です。
ベンド管の曲率にあわせてセラミックスリーブにも曲げＲをつけており、乱流を起こさずスムーズな搬送を可能にします。ご使用条件に合わせスリーブ材質、モルタル材質、外管材質はお選びいただけます。
配管の内面摩耗対策として、焼成したセラミックスリーブ（内管）を挿入し専用の無収縮モルタルで固定するセラミックス二重管です。
ベンド管の曲率にあわせてセラミックスリーブにも曲げＲをつけており、乱流を起こさずスムーズな搬送を可能にします。ご使用条件に合わせスリーブ材質、モルタル材質、外管材質はお選びいただけます。
無機系母材
無機系母材を対象にした表面処理は主にホーローやガラス系の材料に撥水性や撥油性を高めるコーティングや、汚れなど付着した場合の拭き取り性を向上させつつ、ガラスの持つ透明性を確保できるコーティング等があります。
設備品というより量産品へのニーズが多い傾向にあります。
設備品というより量産品へのニーズが多い傾向にあります。
1.薄膜シリコン系コーティング
2.重合反応薄膜フッ素系コーティング
非粘着性、滑り性、耐熱性、寸法精度、耐蝕性
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
重合反応薄膜フッ素系コーティングは、薄膜ながら母材との密着性や耐久性を高める為、母材が耐えうる耐熱温度で熱をかけることにより、重合反応をさせてコーティングを行います。
3.TNGコート
4.JCコート™P
表面処理技術・サンプルピース製作の
ご相談・お問い合せはメールフォームで承ります。
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