寸法精度

「寸法精度」選定のポイント

母材によって求められる寸法精度は異なります。
たとえば、シャフトや軸、スライドレール、成形金型の場合は、表面処理後に機械研磨を行い、公差範囲内に収めます。
他にも、精密品、成形金型の場合は、寸法精度が安定する蒸着系(DLCなど)や化学めっき(無電解ニッケルめっきなど)を使用すれば、後加工は必要ありません。
金型など(抜け性や離型性が求められる場合)は、薄膜系のフッ素樹脂コーティングやシリコン系コーティング等1μmレベルの膜厚を採用すれば、後加工は必要ありません。

お勧め加工技術

JCコート™PH  
JCコート™P  
JCコート™U  
ダイクロン  
無電解ニッケルめっき  
DLC
仕上げ加工を要するもの:
ダイクロン  
超硬金属溶射  
セラミック溶射  
PEEKコーティング

寸法精度施工事例の紹介

超硬金属溶射
摩耗したポンプ内面を超硬金属溶射で肉盛再生 No.HB-33
フッ素樹脂コーティング
フッ素樹脂コーティングでは仕上げ色も選べます No.HB-27
自溶性合金溶射
自溶性合金溶射で摩耗したシャフト軸受部を肉盛再生 No.FB-32
ブラストロンコーティング
ブラストロンでアルミフィルムに傷をつけず優しく搬送 No.D-7
肉盛再生
低温溶接を用いて肉盛再生、現場施工でプレス治具補修 No.AB-9
熱を掛けられない製品をチタニウムパテで肉盛再生 No.AB-24
ダイモール
ダイモールで射出成形金型の離型性向上 No.D-3
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