お客様のお困り事
排ガス処理装置煙突内の耐食ライニングに基材との剥離やクラックが見られるため、更新に際して既存ライニングの剥離原因調査、寿命延長のご相談をいただきました。
問題点
① 既存のライニングは設備導入当初のプラントメーカー施工のため施工方法、成分、膜厚など詳細が不明である。
② 既存ライニングが約6年で使用不可になったので、更新にあたっては10年以上の耐久性は持たせたい。
③ ライフ延長をしつつ、規定の予算・工期内におさめる必要性がある。
蒲田工業からのご提案内容
少ない設備停止日に合わせて現地調査を行い、既存ライニングの問題点を推測し、材料・工法の選定を致しました。
ポイント
① 既存ライニングの膜厚が施工当初より薄くなっている事を踏まえて、膜厚を約2倍にする事で耐久性を上げ、ライフ延長のご要望に対応。
② 上記の解決案に加え、3度に渡る事前現場調査により、ご希望工期に合わせつつ規定のご予算内での施工を実現。
ウォータージェット洗浄 |
サンドブラスト |
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フレークライニング 1層目 |
フレークライニング 2層目 |
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膜厚検査 |
ピンホール検査 |
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解決した内容、お客様の声
次回工事可能な2012年末まで、基材(SUS304煙突)に侵蝕しないか危惧される状態だった為、夏期工期に規定予算内で完工でき非常に助かった、とのご評価をいただいております。
蒲田工業がご提供できる価値
現場の状況は千差万別です。基材や既存ライニングの腐食状況、必要とされる耐久性、作業環境、施工可能な時間、こういった条件とコストを考え合わせ、我々は最適な材料、工法でご要望にお応えします。
FRPやフレークライニングの他にも、重防食塗装や、耐摩耗溶射など、豊富な施工実績から最適なご提案をいたします。