【複合処理】滑り性向上:ブラストロンコーティング+DLC処理

施工可能な母材の材質

金属系母材全般(超硬材、窒化処理品は不可、アルミ系は要相談)

詳細

母材にショットブラストをして凹凸面を形成後、耐摩耗性と密着性に優れ、緻密で滑らかなブラストロンコーティングを処理。その上に、摩擦係数が低いDLC処理(さらに硬質膜)を成膜します。
【複合処理】ブラストロンコーティング+DLC処理
補足
DLC処理の摩擦係数の低さと点接点効果が加わり、滑り性に非常に優れます。ただし、母材との硬度差が大きい場合には、剥離する場合があります。
ブラストロンコーティングはHV1000前後で、DLC処理より柔らかい表面処理です。母材との密着性に優れています。
DLC処理とブラストロンコーティングのそれぞれの性能を複合し、さらなる滑り性向上を実現できます。

目的(性能)

滑り性耐摩耗性密着性寸法精度

ご使用実績

・樹脂製品の搬送ガイド
ラストロンコーティング+DLC処理
・樹脂製品に充填するラインのガイドや位置決め部品など
ラストロンコーティング+DLC処理
・発砲樹脂の押出成形のダイ
・半溶融樹脂のノズル内の流動性向上

耐熱温度

300~400℃

加工可能サイズ

ブラストロンコーティングはφ800*200L程度(細い長物は別途ご相談)
DLC処理は200*200*長さ700mm以下

処理温度

ブラストロンコーティングは50~60℃(メッキ槽内)
複合表面処理でのDLC処理温度は200℃以下(通常400℃以上)

納期

ブラストロンコーティングは10日程度、DLC処理は1週間程度
表面処理技術
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