お客様のお困り事
製紙工場での事例です。
乾燥工程で使用されるドライヤーロールの表面には、紙の繊維が付着しやすく、付着したままでは乾燥効率が低下してしまうという問題があります。そのため、ロールにはフッ素系の表面処理を行い、付着対策とするのですが、大型のロールでは取り外すことは容易ではありません。
乾燥工程で使用されるドライヤーロールの表面には、紙の繊維が付着しやすく、付着したままでは乾燥効率が低下してしまうという問題があります。そのため、ロールにはフッ素系の表面処理を行い、付着対策とするのですが、大型のロールでは取り外すことは容易ではありません。
問題点
① 面長(ロール幅)が2000mm以上、直径1500mmを越える大型のロールは取外し、再取付けに工数、コストがかかってしまう。
② 熱収縮フッ素樹脂では規格サイズにないため対応できない。
② 熱収縮フッ素樹脂では規格サイズにないため対応できない。
蒲田工業からのご提案内容
ガラスクロスにフッ素樹脂を含浸焼成した粘着テープを使用する「フローグラス」と呼ばれる手法を提案しました。
ポイント
① 粘着テープの最大幅は1000mm幅と広幅なので、幅継数が少なくて済む。
② ロールをラインから取り外すことなく現場に足場を組み施工する。
③ 幅継部、突合部、端部に隙間なく貼り付ける為には熟練した技能が必要。
④ テープは標準仕様では絶縁性となりますが、ラインによっては帯電防止処理タイプを使用することもあります。
② ロールをラインから取り外すことなく現場に足場を組み施工する。
③ 幅継部、突合部、端部に隙間なく貼り付ける為には熟練した技能が必要。
④ テープは標準仕様では絶縁性となりますが、ラインによっては帯電防止処理タイプを使用することもあります。
▼ 施工中
▼ フッ素樹脂を含浸焼成した粘着テープ
解決した内容、お客様の声
施工にあたっては、剥がれないように下地処理を入念に行った上で、テープとロールとの間にエアーが入らないように慎重に作業を進める必要があります。経験豊富なベテラン作業員が施工した仕上がりにはお客様から高い評価を頂けています。
蒲田工業がご提供できる価値
蒲田工業では長年このロール非粘着処理を施工しており、全国の製紙工場で実績を重ねています。製紙、フィルム業界においてこの他にも様々な経験を蓄積していることは私たちの強みであると自認しております。経験、実績に裏付けられた最適な改善提案をご提供致します。
- ダイクロンコーティング
- ブラストロンコーティング
- 「複合」ブラストロン+DLC処理
- ダイモール(硬質炭化クロムめっき)
- JCコート™P(高機能DLC処理)
- JCコート™U
- JCコート™PH
- 無電解ニッケルめっき
- PEEK+PTFE複合コーティング
- フッ素複合無電解ニッケル
- 無電解ニッケル・ボロン
- 無電解ニッケル・セラミックス
- 硬質クロムめっき
- 硬質アルマイト
- 着色アルマイト
- DLC
- プラズマ窒化
- 超硬金属溶射
- 鉄系アモルファス合金溶射
- WPC処理
- セラミック溶射
- セラミックチップライニング
- セラミックスリーブライニング
- TNGコート(ガラスコーティング)
- セラミックコーティング(蒸着)
- セラミックコーティング
- 非粘着樹脂コーティング
- フッ素樹脂コーティング
- 薄膜シリコン系コーティング
- 重合反応薄膜フッ素系コーティング
- 「複合」マイクロディンプル+薄膜フッ素
- セラミック配合フッ素樹脂
- FCX coat Antonym
- フッ素樹脂熱収縮チューブ
- フッ素樹脂ファブリックシート
- PEEKコーティング
- 超高分子PEライニング
- FRPライニング
- 抗菌・防カビコーティング
- 高強度・防滑床ライニング
- 高強度シリコーンコーティング
- ポリウレタンコーティング
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