ブラストロンは高度な寸法精度要求にも対応できます  No.D-8

お客様のお困り事

半導体製造会社様で『製品をステージにセットする際、正規の位置にセット出来ない事があり、様々な表面処理を試したが問題を解決出来ていない』とご相談いただきました。
問題点
① ステージに滑り性が良い表面処理で問題を解決できないか。
② クリーンルーム内で使用するため、発塵を抑えること。
③ 引掛かりを防止するため、表面の寸法公差は±0.01mmで仕上げ、底面と平行度を0.02以内に、側面の仕上げは+0で-0.05以内にすること。

蒲田工業からのご提案内容

今まで試されたことが無いブラストロンコーティングをテストして頂くよう推奨しました。
ポイント
① 滑り性能はワーク(製品)との相性によって仕上げ粗さを変える事ができ、最も合う処理を選定。
(仕上げ粗さの選定は、何種類かテストしていただき決定)
② 表面と底面で対象物が異なる場合でも、仕上げ粗さを変えて処理することが可能。
③ 耐摩耗性も高く発塵を最小限に抑えることができる。
④ コーティング膜厚の均一性が高い為、厳しい寸法公差に対応可能。
⑤ コーティング処理はマスキングを行い、必要部分だけに限定できる。
ブラストロンコーティング

解決した内容、お客様の声

初期の滑り性がずっと確保されており、表面の摩耗がほとんど見られない。
お客様の全ての工場や工程で、発塵を極力なくすことが求められており、耐摩耗性が高く低発塵のブラストロン(ダイクロン)の効果を実感していただきました。

蒲田工業がご提供できる価値

特徴のある様々な表面処理を紹介しております。表面処理でお困りの際は是非ご相談ください、お役に立つ加工技術でお答えします。
表面処理技術
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